>>神々のたそがれ :
エプノントリア、五つの大陸の誕生 |
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光と影 |
二つの存在は、混沌の世界エプノントリアの「秩序」と「混沌」をかたち創っているもの、そのものであり、光と影は互いの対立によって、創造と破壊を繰り返した。 光と影が、限りのない創造と破壊を繰り返すうちに、「意志」なるものを内包しはじめた。二つの意思は、ひたすら続く創造と破壊を拒否し、自らの存在を確かめることのできる理由を探しはじめた。そうして生まれた二つの意思は、互いに重なり合い、離れ合い、織り交ざりながら、新たなる意思へと変化していった。その意思は、はじめあった二つの意思とは異なり、複雑で揺れ動く意思であった。それら複雑な意思は、後に人々が「神」としてあがめることになる存在ともいえた。 |
創造と破壊により生まれた意思の存在である「神」は、 |
やはり、対立という自らが元々もっていた存在理由から逃れることはできなかった。
神々は互いに争いはじめ、その争いは激しさを増し、壮絶な争いの結果、5人の神々が残った。神々は、必ず訪れるはずの消滅の危機から逃れるために、自らの肉体を、「大陸」へと変化させた。肉体は大陸へと変化できたものの、彼らの魂には行き場がなかった。彼らはあわてふためきながら、魂の石と呼ばれていた「クリスタル」に、自身の魂を、それぞれを封印してしまった。 こうして誕生したのが、後の世に、「エルランド(コルム)」「ロベンティア」「モルロン」「ダステード」「エヴィア」と呼ばれるようになる5つの大陸であり、所有するものに無限の力を与えると伝えられている伝説の「クリスタル」たちである。 |
>>第1世紀 (誕生) |
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それから時を幾ばくも経ることなく、 |
人間に、得体の知れない「邪悪な意識」が、5つの大陸の神々のクリスタルがエルランド大陸のどこかに眠っているという事実を知らしめる。人間たちは伝説のクリスタルを自らのものにしようと、クリスタルを追い求め、同時にクリスタル獲得の障害となる他の種族に対する殺戮を開始した。エルランド大陸が、呪われた大陸を意味する「コルム」という名前を持つこととなったのは、ちょうどその頃である。 |
>>第2世紀 (混沌) |
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扱うようになり、ダークエルフ自身も自らのもつ希有な能力のために、その生涯を封印の呪縛の中に過ごさなければならなくなったのである。 |
>>第3世紀 (世紀末) - 「コルムオンライン」の時代背景 -
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コルムの未来は、 |
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無数のダンジョンの中に隠された残る4つの石によって決められると伝えられている。 エプノントリアの未来は、クリスタルを手にした英雄の手にかかっているのである。 |
>> 第3世紀 ( 混世 )
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英雄の名前が忘れられてから時は過ぎ、組織的で強大になった都市の人々は、自分たちの平安に伴って欲が出てきた。新たな土地を我がものにしようとする欲望や、権力を持ちたいと考える野心が人々の心に育ってきたのである。 そしていつのころからか、鋭く輝く武器を手に持ったファイターとレンジャー、スタッフを手に持ったソーサレス、神の力を使うプリーストがその姿を現した。異界との疎通が途絶えたため、しばらくの間力を失ったサマナーの姿だけは見ることができなかったが、彼らは過去の姿からより強力な姿へと生まれ変わり、北の大陸に向けて音もなく動いていたのだった。 忘れ去られた存在が再動を始める中、空には再び大陸を覆う戦乱を予告するかのような陰鬱な雲が広がっていた。 |